失敗をひきずらないために…。本当に好きなことをやろう!

趣味や得意なことが自信に繋がるのは大人も同じです。また、好きなことに没頭するとネガティブな感情が増幅するのを抑えることができます。短時間でも没頭できることをすれば、いい気分転換になります。毎日強いストレスを感じている人は、その日のうちに解消できる趣味や気晴らしを見つけましょう。こうした気分転換に有効なものは、大きくわけて以下の4つがあります。

①運動系
②音楽系
③呼吸系
④筆記系

①の運動系は、文字通り体を動かすもので、水泳、ジョギング、ウォーキングなどがあります。有酸素系の運動は体にいいばかりではなく、ストレスを減らして不安を解消してくれる効果があります。実際、うつ病の患者に何らかの有酸素運動を4ヶ月つづけるようアドバイスしたところ、症状がかなり改善され、しかもほとんどの人に再発が見られなかったという研究報告があったのです。

②は好きな音楽を聴くのもいいし、自分で楽器を演奏するのも効果的です。音楽は脳にポジティブな影響を与え、脳の快楽を刺激する部分を活性化させてくれることがわかっています。楽器を演奏することもいいストレス解消になります。

ただ、パンクロックやハードロックなどの激しい音楽は、怒りのホルモンといわれるノルアドレナリンが出てしまうことがあるので要注意です。個人の好みはあると思いますが、できればゆったりと身をゆだねられるような音楽にしましょう。

③呼吸がストレス解消になるのか?という疑問をもつ人も多いかと思いますが、実は呼吸と感情には密接な関係があるます。たとえば、ほっとしたときはフウーと大きな息をつきますよね?また、強いストレスを感じると呼吸が止まっていることもあります。

ネガティブな感情を感じているときは呼吸が浅くなっていることも多いのです。こういったときは一度深呼吸することがいいのですが、仕事の合間にマインドフルネスを取り入れる方法もあります。マインドフルネスの提唱する呼吸法は仏教の瞑想をもとに科学的に開発されたもので、世界中の大手企業が社員研修の一環として取り入れています。

やり方は何種類かありますが、簡単に言うと、椅子に背筋を伸ばして浅く腰掛け、自分の呼吸に注意しながら深呼吸する方法が一般的です。これなら仕事の合間に気軽にできそうですよね?マインドフルネスのセミナーは日本でもやっているので、一度指導を受けてみてもいいでしょう。

④は文章を書くことですが、文章を書くということはネガティブな感情をクールダウンさせる効果があります。うつ病の治療の一環として毎日日記を書かせることもあるそうです。最近はフェイスブックやツイッターなどSNSで文章を書く機会が増えていますが、人目があるので、書ける内容に制限があります。

しかし日記は、自分だけが見るものなので、ネガティブな気持ちを遠慮なく吐き出すことができます。いい悪いにとらわれず、好きなように書いていいのです。自分の好きなことであれば、例えば、おいしい料理やスイーツを紹介するブログを書くことが楽しいなら、SNSも多いに活用しましょう。

人は好きなことに没頭しているとフローという状態になります。この状態に入っている人は寝食も時間もたつのをわすれて、それに没頭しています。それでいてまったく疲れを感じないのです。フロー体験はネガティブな感情を抑えるだけでなく、エネルギーがみなぎってきます。

ネガティブな感情をすばやく断ち切れる習慣を見つければ心身の消耗はふせぐことができます。自分にあったストレス解消法を一つでいいから見つけましょう。